Persona Mania

日常、そして心境。

オールマイティじゃないヤツがオールマイティぶる。

その自信は何なんだ?って話です。

上司「〇〇さんは事務屋、俺たちは違う」 同僚「そうなんですよね。ああいうキッチリした人も確かに必要だけど、そういう人ばかりではね」

…あのー…、うちってそんな風に分業できるほど大手でしたっけ?

みーんな、事務処理だとか、そういう「面倒くさい」ことも考えて企画するんですよ。

彼らは、企画力があると思っているんです。 そりゃあ経験豊富な年齢ですから、もちろん狙いなんかは経験豊富になりにくい年代とは違う。それを、特筆すべき才能だと捉えるわけです。 私なんかは未熟ですから、彼らの馬鹿にする人にも、同じように事務処理などの「裏方仕事」を気にしなければ、特筆すべき才能のポテンシャルは多分にあると考えてしまうわけです。

だいたい、何十年と努める経験豊富なはずの彼らが、事務屋ではないから分からないなんてお笑い種だと思うんです。

目立つことが好きで、周りに人を集めたい、いわゆる人気者になりたいタイプ。だけど、面倒なことや出来ないことを当たり前に他者に押し付けて、いいとこ取りをする人に本物の人望はない。

裸の王様です。

まあ、それを素直に許容できない私は確かに未熟で子供なんですけど。自分で自嘲するくらいには、情けないと思っています。

そんな彼らが、くだらない朝のミーティングで言ったんです。

「自分のしたことは必ず自分に返る。良いことも悪いことも…、自分はそれを励みに生きている」

笑いそうでしたよ。 返ればいい。 あなたには何が戻ってくるのでしょうね、と。

こうも言っていました。 「死ぬまでに行きたい場所は?」というお題に、

「あの世、ただし天国。生きているうちに見ておけば、死んでからが安心。」

ちなみに、地獄は行かなくていいそうです。

あ、朝の大切な時間を30分から1時間近く使って、こんなくだらないことを、仕事としてミーティングすることに突っ込むのはやめてください。私はそのツッコミをしすぎて疲れました。

いいですね、ポジティブって。

あの世があるかはさて置き、あるとして、自分が天国行きであることを一点の曇りなく信じられるなんて。

私は天国には行けそうにない。 こんなことを考えているわけですから。

でも、仮に天国行きだとしても、彼らがいるならそこは地獄ですね。 死んでまで見たくはない。

話をタイトルに戻します。 彼らは自分を天才型でオールマイティな人間だと思っている節がある。少なくとも、私にはそう見える。

彼らが正しいと押し付けた思想の裏で、埋め合わせしている事務屋を裏で馬鹿にするわけです。暗に発想力がない、と。

本当は彼らも行なわなければならない仕事を、代わりに行う人を馬鹿にしているんです。

さーっと、体温が下がるのが分かりました。 すごく寒かった。 右手が痺れて、それから鈍い痛みがあった。この痛みは1日続いた。

私の中の持論で、他人の名前を影で呼び捨てにする人にまともな人はいない、というのがあります。

彼らはまさにそうで。 それは冒頭の会話をする上司も同僚もなんですが。

あなた方は確かに先輩で上司で立場が上かもしれない。 けれど同じ人間である以上、立場が下だからといって、尊厳まで蔑ろにされるいわれはない。 相手の名前に敬称をつけない人間は、その相手を人だと思っていない。都合の良い駒だと思っている。 特に、職場なんていうパブリックな空間でそういうことを平気でする人は。

あ、また話の道が逸れた。 話を戻します。

オールマイティな人は、確かに裏方を行わないことがある。 でもそれは、彼らが言うように「俺らは事務屋じゃない、そういうのは向かない」なんて理由じゃない。

オールマイティな人も、そうでない人と同じ時間を生きているってことなんですよね。 いくら能力があっても、全てをこなすことはできない。だから、本来、時間があれば出来るけれど、あえてそれを他者に任せるんです。それは、自分に自信があるからこそ、相手を信頼出来るっていうのが根底にあるんですけど。

つまり、他者に任せたことには滅多に口出ししない。どうしてもを除いて。 それがオールマイティな人だと思うんですよね。

冒頭の彼らは自分でオールマイティ型だと思っていると思うんですけど、結構うるさいんですよ。 彼らが出来ない事務方を行う事務屋のやることに、結構な難癖をつけるんです。

それも、どうとでもとれることに。

例えば、言葉のチョイス。色々と表現するか様々と表現するか、どちらでも問題ないこと。でも、そんなことでも絶対に譲らない。

そういう感覚の違いだとか、大きな間違いでないことを大きな間違いとして騒ぎ立てる。それも社内だけじゃない。外部の組織にも触れ回るわけです。

それをやられた事務屋はいい気持ちはしない。

でもそれをやることで、彼らはいかに自身が優れているかをアピールする。

あの人は気づけないことに、自分たちは気づくことができる。有能なんだ、と。

ね、もう限界なんですよ。 未熟だからです。私がね。

情けない。 もういいじゃん、やめちまえ。いやいや、逃げんの?馬鹿だな。

身体がバラバラになりそうなんですけど、答えは出さなきゃならない。