Persona Mania

日常、そして心境。

なんとなーく!

くだらないバラエティ番組だ。しかも、違法アップロードされたそれは、もう四十万回くらいは再生されている。 画面の中のタレントは、ぎゃあぎゃあと下世話な話ではしゃいでいる。 入浴時の不意に訪れる静寂をかき消すには有効的な手段だと思った。

たぶん、結婚はできないーーー

動画から流れる音声の意味を理解することはない。雑音の中で、思考の海に沈みながら思う。 こういう瞬間に酔っているうちは確実に。 冷静な自分が自嘲するのが分かる。 覚せい剤やアルコール、煙草にギャンブル、手早く依存できる対象は世の中にありふれている。そういった分かりやすいものに依存する人間の方がいくらかまともなのだろう。

『心から悲しいと思ったことがあるの?』

なんて失礼な質問だろう。 そもそも、心からの基準は? 悲しいというのは、何をもって悲しいというのか。

『本当の恋をしていないから好きな気持ちがわからないんだ。だから本当の愛もわからない。』

本当ってなんだ? たとえば、婚約中の彼女が突如として病に罹る。彼女は一生を寝たきりで過ごさねばならない。もちろん、仕事も、自身のことすら面倒を見られない。家事なんてもってのほかだ。子を望むこともできない。 こんな彼女を“本当”に愛しく思っていて、全てを承知で結婚する。 これはおそらく、とてつもないことだと思う。 だけど、と考える。 果たしてこれは本当の愛なのか? いや、本当だとか嘘だとか、そんなことは分かりようがない。だってこれは根本的な問題なのだから。

何故、生きるのかーーー

哲学者気取りだと笑われてもいい。 けれども、何を行うにしてもここが分からなければどうしようもない。 人間が生きるためにアクションを起こすというならば、何故生きるのかは非常に重要な問題だ。 動物的に言えば種の保存。これを実行する為に生きるのだ。 こんなことは小学校で教わる。 これが真実かは分からない。 何をもって真実とするのかもわからない。 でもこれを真実であると仮定して、何故種を保存する必要があるのか、という新たな疑問にぶつかる。 これは、何故生命が誕生したのか、何故地球が誕生したのか、何故宇宙が発生したのかという疑問を生み出す。 誰が?何のために? 宇宙は無から始まったと言われる。いや、正確には有と無だ。生まれては消えることを繰り返す世界。 では、その世界は何故そこにあるのか。

とにかく、種の保存が目的だとするなら、例え話の彼はエラーを起こしている。彼女への愛を貫くことは、生きる為、延いては種の保存のために取った“愛する”というアクションによって本末転倒となる。

とはいえ、目的を達せられないという点では、愛することができない人間も同じかもしれない。 愛がなければ、この社会は生きづらい。

それに、と思う。

現実問題として、愛でなくとも感情移入できない、あるいは感情が薄い人間は、人間の輪から外れやすい。 共感する生き物である人間でありながら、それを行えない、それは退化なのか、あるいは進化なのか…。とにかく、アウェイなのだ。

本当かどうかは知らないけれど、悲しいと感じたことはあるよーーー

誰にも聞こえないのに。 今更、胸中で答える。

だって。 毎日毎日こんなことばかり考えているんだから。これが悲しくないわけはない。

ーーーーーーーーー ということで、小説風にテキトーな文を書いてみた。