Persona Mania

日常、そして心境。

かめん

 

仮面を直さなきゃ。

粉々に砕けて落ちた欠片。

そんなものもうゴミでしかないの。

誰かが見てる。

こっちを見てる。

隠してしまえ。

何を見てるか、分からないでしょ?

どんな顔してるかわからない。

それでいいんだ。

本当なんてどこにあるの?

ここにいないの。

だったらいいよね?

かめんでも。

かめんでもさ、

みんな気づかないでしょ。

気づかない。

自分も。

 

かめんを付けていたら。

どんな悍ましいことも出来てしまう。

どんな酷いことも。

大丈夫。

これは自分じゃない。

自分なんていない。

かめんを作らなきゃ。

壊れてしまったから。

 

笑おう。

笑うんだ。

笑って笑って黙って笑って。

嫌になったらおわり。

どんなことでもできるよ。

かめんを付けているから。

これは自分じゃないもの。

 

かめんが壊れてしまったから。

かめんを作ろう。

いつから粉々に?

どうして粉々に?

だからかな?

隙間に流れる空気が冷たくて。

こんなに痛いんだね。

今は真冬。

凍える風が頬を切るようだ。

 

かめんを付けて踊ろう。

滑稽に、勇ましく、浅ましく、優美に、

汚らわしく、荘厳に、淫靡に、卑しく、

可憐に、どうせ、

かめんなのだから。

かめんなのだから。

 

かめんを付けて、

歌を歌いたい。

かめんを付けたなら、

本当の歌が歌える。

そんな気がするんだ。

かめんをつけたなら、

かめんのしたは分からない。

どんな表情で歌っても、

舞台は戯けた喜劇だ。

だから、

かめんを。

かめんを作ろう。

 

砕けたかめんはゴミ屑だ。